2025.3「チョコ」[実験日記]
3/1
・目をあけると、この無色透明ななにかが、急に色づき始める。春を迎えたように。
3/3
・空の向こうが懐かしく感じるのは、空は向こうにあるのではなく、ここにあるからか。
3/4
・チョコを口にいれると、チョコ色が変形して甘い味になる。
変形できるのは、同じ質だからーー同じ素材からできているからでは? 視覚と味覚が、まったく異質のものであれば、こんなふうに変形できないはず。
その同じ質、同じ素材のことを、「意識」とか「知」(knowing)と呼んでいるのだとおもう(けど、このあたりのこと、まだうまく説明できません)。
3/7
・ジュディス・ブラックストーン(Judith Blackstone)さんの本、the Fullness of the ground。
誰もが同じ質だということを知ったはずの指導者が、生徒を搾取してしまう。そういう事案があまりにも多いのはどうしてなのか。
(私も答えを持ち合わせているわけじゃないけれど、と断ったうえで、)人間というのは極めて複雑なもので、目覚めたといっても、まだ相対的なものなのではないか、とジュディスさん(p.132)。
3/9
・家族と朝食を食べてたら、時間はないんだなあ、と。
「ナイフやフォークは動いているのに、『時間がない』だって?」
でも現にそうなっているじゃないか。
3/16
・湯船に浸かりながら、ふとおもう。
世界がわたしの顔だ。
鏡の顔を「自分の顔」と呼ぶなら、世界を自分の顔と呼んだっておかしくないでしょう?
3/19
・朝からみぞれ。見上げると、一点から降り注いでいるようにみえる。
3/20
・香りゆたかなランチ。
香りと食感をとりわけることはできない。ここからここまでが香りで、ここからここまでが固さの食感で、というふうに切り分けることができない。
3/22
・ルパートさんがYouTubeで言ってた。考えることは、スピリチュアルな伝統では批判的にみられがちだけど、クリシュナメノンは、真理について考えていいのだと教えてくれた、と(On the birthday of Atmananda Krishnamenon, Rupert reflects on his teachings)。
『自己覚醒へのマスター・キー』もそんな感じ? 「高次の知性」(p.53)を使うあたり。
3/23
・夕食。「口の中」というイメージを外したら、味ってどこで感じているのか、ほんとうにわからなくなる。
・ジュディスさんのオーディオブック、the Realization Process。からだを動かす系のエクササイズ。
からだは動いているのに、どこも動いていないという感じが際立って、おもしろい。ダグラスさんの実験と似てるけど、アプローチが違う。
3/25
・リビングで家族をみてたら、経験主体が別にいるわけじゃない、というのがわかる感じ。
とてもちからがぬける。
3/28
・夜中に夢から覚める。あんなにリアルだった夢の世界も、いまは跡形もない。
3/29
・ルパートさんのTransparent Body, Luminous Worldのmp3で、からだを動かす系のワーク。
からだがとろけてく。
ルパートさんは、ダグラスさんのような「実験系」のものと、ジュディスさんのような「からだ系」のものがあって、バランスがいいなとおもう。
(2025.4/6)
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