2026.2「忘れもの」

2/8

・降ってくる雪を見上げていると、いくつかの風の層にわかれている。

 人生もそうなんだろうな。


2/11

・胸のあたりの、ほっとするような感じ。ひかりの吐息のような。

 これがあるから、苦しくても生きていけるのだとおもう。

・胸のあたりに感じる、何者かの想い。

 明確で、あたたかな。

 ぼく自身にはもてないような、たしかな。

・導きを風のように感じる。うしろから吹く風。

 安室奈美恵の歌にもあったね、「どうしようもない風に吹かれて」って。


2/12

・仕事おわると、クタクタに疲れる。


2/13

・夢日記。ほかのひとにはマンションの外壁しかみえないのに、ぼくには部屋のなかの様子まで全部見えている。そのことに遅ればせながら気づいた、という夢。


2/14

・夢日記。霊的な夢。ぼくの下半身から、でっかい青色の龍が伸びている。人魚みたいに。

 それを自分でコントロールできなくなるのではないか、というおそれをもっている。

・諦めと倦怠が自分のなかに生まれてくるのをみている。

・久しぶりに呼吸できた気がする。

 あまりにも神経に負荷がかかりがちだ。


2/15

・交差点でみんな待ってくれるのって、すごいな。


2/16

・つかれきった自分をだきしめてあげたい。

 生きるというのはたいへんなことだよ。

 今日一日を生きたというだけで、なんか大冒険だね。

 おつかれさま。


2/17

・夢日記。また霊的な夢。巨石で囲まれた祭壇かなにか。そこをひとり歩いてる。

 おおきな石のくぼみに光る、スポンジのような繊維状の植物。


2/19

・岸へと流される一葉の葉。


2/20

・生きることを続けなさい、決して諦めてはいけない。


2/23

・あの人のことを思い出す。

 覚えのある胸の痛み。薬草の苦みに似て。

・夜、なんかしあわせな気分。


2/25

・自分と出会わずに死ぬのは、さみしいことだよ。

・区役所の食堂。スーツ姿の働き人を演じている。


2/27

・今日はなにかがちがう。なにかが大きく変わり始めてる。

・かえりみち、こころがいつもよりひらいてる。

 人と会ってから、自分のなにかがまたひとつひらいてく感じ。

 人間という体験をするというのは、ほんとうにおもしろいものだね。


2/28

・人との出会いって、忘れてしまった自分自身を思い出させてくれている気がする。

 大事な忘れものを届けてくれているような。

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