幸せについて

  幸せとか夢とか、ほとんど考えたことがなかった。

 

 「幸せは、いつもそこにあるものだから、探す必要はないでしょ?

 幸せな人は、幸せについて考えないものよ。

 幸せを求めるのは、不幸からの逃避じゃないの?」

 

 そんな言葉になんとなしに頷いていたこともあったけれど。

 単に幸せになるのがこわかったから、幸せとか夢について考えないようにしていただけかも、と最近おもう。

 

 不幸せについては、すぐ我慢しちゃうのに、幸せを受け取ることは、どうしてこんなにも受け入れがたく、勇気が要るのだろう。

 

 「~になりたい」とか「~がほしい」という気持ち、とてもとても大事なものだとおもうようになった。

 欲望が問題を起こすようにおもえるのは、ほんとうの欲望に従わないで、濁しちゃうことが多いから、ではないかしら。

 ほんとうにしたいことが何なのかがわからない、、、というはなしもあるけれど、ほんとうにしたいことは、きっとどこかでわかっている。

 ただ、ほんとうにしたいこと、をすることをおそれている。ほんとうにしたいことをすると幸せになってしまうって、どこかでわかっているから。

 

 ほんとうに欲しいものに、まっすぐに手を伸ばしたい。

 それがみんなの幸せのためにもなるとおもう。

 それぞれの人がおもう「ほんとうに欲しいもの」も、きっと凹凸の関係になっているはずだから。


(2023.3/18)

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