2024.11「世界の中心」[実験日記]

11/3

・実験って、やっぱり他の人とやらないとわからないことが必ずある。

・影は太陽のまわりをまわり、水面に映る太陽の光は自分のまわりをまわる。

・4人で頭のない円。あれ、下を向いてると、たしかに全員、頭がない(髪とか帽子のとこは見えるけど)。そういうふうにつくられているというのが、なんかすごいなあ。

 このまんなかの、なにもないところから、8本の脚が生えてる。

 なにもなさが自分だとしたら、8本全部が自分の脚なんだ。


11/4

・ひょんなことから、画家の方と実験をすることに。

 美は幾何学に宿る、とプラトンは言ったそうな。西洋はその影響下にあるのだとか。

 ダグラスさんも、そういう西洋の伝統のなかにあるのか。

 垂直線の実験なんかをやると、たしかに世界のつくられ方そのものが、とても幾何学的におもえる。何者かの意志を感じざるを得ないというか。


11/13

・川面に映る垂直線がぼくの中心に向かって動くのをみると、きみが世界の中心だ、と言われているよう。


11/23

・朝、ポストに封筒を投函。

 投函すると、封筒はもう「ない」。

 摩訶不思議。

 ダグラスさんを知ってると、こういうことでおもしろがれるのがいい。


11/25

・それにしても、写真に映る自分の顔を見るのは、いつまでも慣れない。ほんとうは自分の持ち物じゃないのに、どこかで「自分の」顔だとやっぱりおもってる、そのあたりのズレが違和感の原因?

・自撮りはしにくい。そんなところにも、やっぱり自分の顔は自分の持ち物じゃない、ということがあらわれてるか。


11/29

・垂直線の実験。定規とか指差しとか使わなくても、いつのまにか、わかるようになってる。

・中央にくるものをhonourしてる(尊んでる)っていう感じ、わかったわ。

 垂直線がこちらに収斂してくるということは、わたしが向きを変えれば、向いた先のものを中心におく、ということになるわけだ。

 そうやって歓待している。この世のつくられ方そのものに、「礼」が内在している、というか。

 

(2024.12/1) 

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